刑事事件に強い弁護士事務所 弁護士法人 渋谷青山刑事法律事務所(東京都渋谷区)
渋谷駅5分の駅から近い事務所
東京都渋谷区桜丘町16-6 サンライズ桜丘ビル5A
営業時間:8:30~20:00(月~金),8:30~18:00(土)
相談電話受付時間:7:30~23:00(日祝を除く)
※被害者側の御相談や非通知での御相談には対応しておりません。
初回相談電話は無料
(7:30~23:00,日祝を除く)
対応地域は,東京都,神奈川県,千葉県,埼玉県になります。
御家族が逮捕された場合や,
警察の捜査を受けた場合には
今すぐお電話を!
0120-135-165
こちらでは,令和5年に当事務所の弁護士が解決した事件の一部,お客様の声の一部を紹介しております(お客様の声については,個人情報の関係であえて抽象的な表現に変更させていただいているものもあります)。
渋谷青山刑事法律事務所では,お客様の要望する結果を実現すべく,弁護士が被疑者・被告人のために誠心誠意弁護活動を行います。
被疑者が,女性から酔って意識がない状態で無理矢理性交された旨の被害申告をされ,警察に検挙された準強制性交等被疑事件(否認事件)。
弁護士(弁護人)は,法律相談の際に,被疑者から事件当日の状況を詳しく聴き取りました。すると,女性は確かに当初は酔っていたものの,性交時には会話をするなど,明確に意識がある状態でした。また,性交後も被疑者と女性は共に行動し,女性が被疑者を女性の自宅に招待したり,職場まで一緒に行ったりするなど,仲良く過ごしている状態でした。さらに,その後も2人で仲良くラインのやり取りをするなど,女性が被害を受けたという申告とは,明らかに矛盾する状況が多数判明しました。
弁護士は,警察での本格的な取調べの前に被疑者と打ち合わせをし,特に事件当日の性交に至るまでの状況,性交時の状況,その後女性の家に招待された状況などを整理し,被疑者が警察に対して事件当日の状況を的確に伝えられるように指導しました。その上で,被疑者が,取調べで警察に対して状況を詳細に伝えたところ,警察は女性の被害申告の多数の矛盾点に気付き,すぐに事件を検察庁に送致しました。
検察官も送致後すぐに被疑者を呼び出し,簡単な聴き取りをした上で,被疑者の主張を全面的に取り入れて被疑者を不起訴処分(嫌疑不十分)にしました。不起訴処分が出るまでの期間は,被疑者が弁護人を選任してから約3週間という,在宅の重大犯罪としては異例の短いものであり,被疑者は短期間で,自己にかけられた不当な嫌疑を晴らすことができました。
警察に呼び出された翌日に,こちらにうかがいました。とても不安な状態だったのでお話を丁寧に聞いて頂き,かつ優しい口調で話して頂き安心しました。
ここに来るまでに2件相談に行きましたが,1つは「承認か否認かは自分で決めて下さい」とのことでした。何も分かっていなかったので,そこでの依頼はみおくりました。今となっては,有原さんに方針を考えて,決めてもらい,正解でした。印象に残っていることとしては,「私には全て話して下さい」と言われたことで,そのつもりではいましたが,更にありのままを全て語ろうと思えるようになりました。なかなか大変で難しい案件だとは思いますが,アドバイスのおかげもあり,不起訴をいただけて良かったです。
今回,この事務所に依頼し,有原さんに対応してもらえて本当に良かったと思いますが,本来であればこのようなことに巻き込まれるようなことがないのが一番です。女性に怖い思いをさせてしまい,申し訳ないきもちでいっぱいです。それと共に私自身も怖い不安な経験でした。したがって今後はこのようなことが絶対におこさない,まきこまれることのないよう生活します。
少しながらも,雑談もでき,感謝の気持ちでいっぱいです。私が言えることではないですが,少しでも,世の中にあるこのような難しい件をただしい方向へ,またこのようなことが起こらない世の中にしてもらえたらと思います。
本当にありがとうございました。
被疑者が酔ってタクシーの運転手である被害者に暴行を行い,タクシーを一部損壊したことにより,警察に逮捕された暴行,器物損壊被疑事件。
被疑者は,警察に逮捕されましたが,事件が検察庁に送られた後に釈放されました。弁護士は,被疑者が釈放されてから,タクシーの運転手とタクシー会社に連絡を取り,示談交渉を開始しました。弁護士が誠実に交渉したところ,タクシー会社の担当者は被疑者の処罰を求めない意向を固めてくれました。また,タクシーの運転手も被疑者の謝罪と反省を評価して,示談書を取り交わしてくれました。
これらの事情を意見書にまとめ,弁護士が検察官に意見書を提出したところ,検察官は弁護士の意見を聞き入れ,再度の事情聴取を行うことなく,被疑者を不起訴処分(起訴猶予)にしました。これにより,被疑者は会社を辞めずにすみました。
ご多忙の中,迅速に動いてくれました。先方や警察,検事との状況についてご報告いただき,私への連絡もメールでしてくれたので,周りを気にすることなく確認できて良かったです。
被疑者が電車内で寝ている被害者の胸元を触った準強制わいせつ事件で,被疑者は警察での事情聴取後すぐに,当事務所の弁護士を弁護人として付けました。
弁護士は警察から被害者の連絡先を聞いた上で,すぐに被害者に連絡し,示談交渉を行っていきました。当初,被害者は示談に難色を示していましたが,弁護士が被害者との間で,今後の被疑者の再犯防止策などを協議した結果,最終的に被害者は示談に応じてくれました。その後,弁護士は,被害者と取り交わした示談書を警察に示し,警察はこれにより,本件の正式な刑事事件化を断念し,被疑者に前科は付きませんでした。
被疑者が路上で被害者の胸を揉んだなどとして,警察に逮捕された強制わいせつ被疑事件。
弁護士は,逮捕当日に,被疑者の両親の依頼を受け,被疑者と警察署で接見を行い,被疑者に対して,取調べに関する具体的なアドバイスをしました。また,勾留が付く前の段階であったため,弁護士が裁判所に対して,身元引受人がいることをはじめとして,被疑者に証拠隠滅のおそれや逃亡のおそれがないことを伝えていきました。その結果,裁判所は,検察官の勾留請求を却下し,被疑者は逮捕された翌日に釈放されました。
その後,弁護士は,被害者との示談交渉に取り掛かりました。弁護士は,被害者に,被疑者と被疑者の両親の謝罪の言葉を伝えた上で,被害弁償金の準備をしていることも伝えました。被害者からは,被疑者や被疑者の両親の行動から誠意は伝わったと言っていただき,今後被害者に接触しないことや二度と犯罪をしないことを条件に,示談を受け入れていただきました。
検察官は,被害者との示談が成立したことを評価して,不起訴処分(起訴猶予)としたため,被疑者には前科がつかずに,本件は終了しました。
被疑者が駅構内のトイレでわいせつ行為を行った公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反被疑事件。
本件では,被疑者が当事務所を訪れ,弁護士と相談した後に,警察に自首することになりました。弁護士は,被疑者の自首に同行し,警察官に事件の経緯等を説明しました。その結果,被疑者は逮捕されず,在宅事件として捜査されることになりました。
弁護士は警察段階で何度も担当警察官と連絡を取り,警察に対して被疑者の深い反省を伝えていきました。このことも影響し,被害者は被疑者の反省を評価して,被疑者への処罰を求めませんでした。
事件が検察庁に送られてから,弁護士は担当検察官に不起訴処分を求める意見書を提出しました。検察官は,弁護士の意見を聞き入れると共に,被疑者が自首したことを高く評価して,被疑者を不起訴処分(起訴猶予)にしました。
どのように対処すればよいか悩んでいた際,真摯に話を聞いてくださり,対応方法についてご助言いただき,精神的な負荷を和らげることができました。
また,出頭の際に同行いただき,事前に助言いただいたことで事情聴取など落ち着いて対応することができました。
この度は誠にありがとうございました。
被疑者が電車内で被害者の太ももあたりを触ったとして,警察に逮捕された公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反被疑事件。
本件は,当初当番弁護士が担当していましたが,検察官から勾留請求されてしまったため,そのタイミングで,被疑者の妻と両親の依頼を受けて,当事務所の弁護士が担当することになりました。弁護士(弁護人)は,被疑者とすぐに接見をしたところ,被疑者に痴漢行為を否認する意図はありませんでしたが,話し方が不適切であったため,捜査機関に否認していると捉えられている状況でした。弁護士は,裁判官の前での勾留質問で,本件犯罪事実を認めるように被疑者に具体的なアドバイスをしました。また,それと並行して,弁護士は被害者と当日中に連絡を取り,示談交渉も始めました。その上で,被疑者が否認する意図はないこと,被害者とも連絡が取れ示談が成立する見込みであること,身元引受人もおり被疑者に証拠隠滅のおそれや逃亡のおそれがないことなどをまとめた勾留請求却下を求める意見書を作成し,翌日裁判所に提出しました。その結果,裁判所は検察官の勾留請求を却下し,被疑者は当職が弁護人についた翌日に釈放されました。
被疑者の釈放後,弁護人は,予定通り被害者との示談を成立させました。検察官は,被害者との示談が成立したことを評価し,不起訴処分(起訴猶予)としたため,被疑者には前科がつかずに本件は終了しました。
被疑者が電車内において被害者の体を触るなどして,痴漢行為を行った公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反被疑事件。
本件では,警察が被疑者を検挙した後に,当事務所の弁護士が弁護人に付きました。弁護士は,すぐに警察に対して連絡し,被害者の連絡先を教えてもらいました。そして,弁護士は被害者にすぐさま連絡して,被害者と何度か示談交渉を行っていきました。被害者は,示談をしないとの意向を表明する時もありましたが,弁護士が被害者と粘り強く交渉した結果,最終的には被害者と示談書を取り交わすことができました。
事件が検察庁に送致されてからは,弁護士が被害者と示談できたことを踏まえて,検察官に対して,被疑者を不起訴処分にするように求めていきました。その結果,検察官は弁護士の主張を聞き入れて,被疑者を不起訴処分(起訴猶予)にしてくれました。
電話での相談申込から,直接事務所に赴いて,先生から,今自分が置かれている状況,やるべき事について明解に説明頂きました。その後の警察対応,示談交渉など対応は迅速でした。随時,状況についてもメールで連絡頂き,安心してお任せできました。
この度は本当にありがとうございました。
被疑者が駅構内のエスカレーター上において女性をスマホで盗撮した公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反被疑事件。
本件では,警察が被疑者を検挙した後に,当事務所の弁護士が弁護人に付きました。弁護士は,警察に対して被害者が特定されているかの確認をしましたが,本件では被害者はその場から立ち去っており,最終的に被害者を特定することができませんでした。そのため,被害者と示談することはできませんでしたが,弁護士は被疑者と話し合い,贖罪寄付の手続を進めていきました。また,被疑者は自分が精神的なストレスから盗撮行為を行っていたことを認識したため,弁護士が専門のクリニックに通院することをアドバイスし,被疑者はアドバイスに従って,クリニックに通い始めました。
このような再犯防止に向けた被疑者の活動を,弁護士が意見書にまとめ,検察官に提出したところ,検察官は被疑者の再犯可能性が低くなっていることなどを評価し,被疑者を不起訴処分(起訴猶予)にしました。
被疑者が駅で盗撮したとして,警察に検挙された公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反被疑事件。
弁護人となった弁護士から,すぐに警察を通じて,被害者に謝罪等をしたい旨要望を出しましたが,被害者は,今後かかわりあいたくないという理由で,謝罪等を行うことを拒否されました。その後事件は,警察から検察庁に送致されましたが,弁護人はそのタイミングで,検察官に対して,再度被害者に謝罪等をしたい旨を伝え,検察官から被害者に連絡を取ってもらいました。すると,被害者は,依然としてかかわりあいたくないという希望を持っておられましたが,被疑者が反省をした上で謝罪文を書いたり,被害弁償金を準備したりしていることについては評価をし,示談交渉には応じないが厳罰は求めないという意向を示してくれました。
その後,検察官は,被疑者が初犯であること,盗撮の態様等が悪質ではないこと,示談こそできなかったものの当初から謝罪文や被害弁償金を準備し被害者に対して誠実に対応したこと,そのことを被害者が評価し厳罰を求めていないこと,被疑者が真摯に反省しており再犯の可能性がないことなどを総合的に評価し,被害者との示談が成立していない事案としては異例の不起訴処分(起訴猶予)としました。
この度は終始,丁寧に対応頂き心から感謝しております。
安心してお任せすることが出来ました。また,様々な質問や相談にも明快に回答頂き大変助かりました。
ありがとうございました。
被疑者が駅で盗撮したとして警察に検挙された事件。本件は,盗撮に関する法改正後の事件であり,迷惑行為防止条例違反ではなく,性的姿態等撮影罪が適用されました。
弁護士は弁護人として付いた上で,すぐに警察を通じて,被害者に謝罪等をしたい旨の要望を出し,被害者と示談交渉を行いました。被害者には,弁護士から被疑者が盗撮行為に及んだ経緯等を説明した上で,謝罪を行い,また,被疑者本人が作成した謝罪文を渡して読んでもらいました。被害者は,被疑者が全て正直に事の経緯を話した上で,事件について反省していることを評価し,示談に応じてくれました。
警察は,事件後すぐに示談が成立したこと及び被害者が被疑者のことを許していることを評価し,本件は,検察庁に送致する必要がないと判断して,検察不送致とし,事件は終了しました。
被疑者が被疑者の住むマンション内の女性の部屋に侵入して,女性の下着を盗んだ上に逃走した住居侵入,窃盗被疑事件。
相談者は,警察から一度参考人として呼ばれ,犯罪事実を否認している状況で,弊所に法律相談に来ました。弁護士が事情を聴いたところ,相談者が犯人として特定されるのは時間の問題であり,特定されれば逮捕される可能性が非常に高い事案でした。また,相談者も,参考人として呼ばれた際には動揺して否認してしまったものの,事実を認めて被害者に謝罪したいという気持ちを強く持っていました。そこで,弁護士は,すぐに相談者の父親の協力を得て,相談者を実家に引越しさせた上で,相談者と共に管轄の警察署へ行って,事情を説明しました。警察は,犯行現場に残っていた痕跡と複数の参考人とのDNAの照合をしている最中であり,その時点では犯人を特定できていなかったので,被疑者に自首が成立することとなりました。また,その際,犯人特定前に自首をし,被害者との接触を避けるために引越しもしていたため,警察は被疑者を逮捕せずに在宅で捜査する方針で進めてくれました。
弁護人は,自首した後,被害者との示談交渉に取り掛かりました。被害者には,被疑者の反省の様子や,被疑者は既に実家に引越しをしており,家族が監視監督していることなどを丁寧に説明しました。被害者からは,被害弁償金の支払いも含めて誠意が伝わったと言っていただき,今後二度とマンションに近づかないことを条件に示談をしていただきました。
検察官は,被害者との示談が成立したこと,自首したことなどを評価し,不起訴処分(起訴猶予)としたため,被疑者には前科がつかずに本件は終了しました。
被疑者が振り込め詐欺の受け子をしたとして,詐欺罪で警察に逮捕された事案。
弁護人に選任された弁護士が被害者の自宅まで赴き,直接謝罪をした上で,被疑者が受け子として詐欺組織に引き込まれた経緯等を全て被害者に話し,被疑者の反省の様子を伝えていきました。また,被害金額全額を準備した上で,弁償をしたいという意向も伝えました。被害者には,被疑者の事情をよく理解していただき,示談をした上で被害届を取り下げることにも同意していただきました。
検察官は,示談が成立して被害届も取り下げたられたこと,被疑者が十分に反省していること,初犯であることなどを考慮し,被疑者を不起訴処分とした上で,釈放しました。
被疑者が検問の際に何らかの違法な薬物が含まれている使用済みのリキッドを所持していたとして,警察に検挙された事案。
被疑者は,逮捕と起訴を免れたいという要望で,弊所に相談に来ました。弁護士が詳しく話を聴くと,被疑者は,購入時大麻成分の入ったリキッドだと認識していたとのことでした。そのため,弁護士は,被疑者に対して,取調べでは自分の認識を正直に供述するようにアドバイスしました。警察での取調べ後,警察からは,本件の鑑定はかなり時間がかかるため,その間,被疑者が証拠隠滅したり,逃亡したりしないように,弁護士(弁護人)も指導してくれと頼まれました。弁護士は,被疑者に対して,具体的な指導をすると共に,定期的に連絡を取り,また東京を離れる際は,事前に弁護人に必ず相談するようにさせました。そして,被疑者の生活状況を定期的に警察に報告しました。
本件では,鑑定結果が出るのに,半年近くかかりましたが,警察は,鑑定中の被疑者や弁護人の行動を評価し,被疑者を逮捕せずに在宅で捜査をすすめてくれました。また,鑑定の結果,大麻成分以外の違法な薬物成分も検出されましたが,被疑者は当初から大麻成分の入ったリキッドだと認識していたため,大麻取締法違反のみで検察庁へ送致されました。
検察官は,被疑者がリキッドの入手場所や入手方法に至るまで正直に全て話すなど真摯に反省していること,売人との関係性を完全に断ち切っており,再犯可能性が低いこと,リキッドは使用済みであり所持量としては微量であることなどを総合的に評価し,本件を不起訴処分としたため,被疑者には前科がつかず事件は終了しました。
無免許運転の前科がある被疑者が通行禁止違反・無免許運転をしたとして,道路交通法違反で警察に検挙された事案。
当事務所の弁護士が書類送検後に弁護人として付きました。弁護士は,通行禁止違反の点については,否認して争う余地があると考え,被疑者にその旨のアドバイスをしました。無免許運転に関しては,争う余地はありませんでしたが,前科が古かったことや最近の運転状況に大きな問題がなかったことなどから,弁護士は検察官に対して裁判を行うような事案ではないことを訴えていきました。
当初,検察官は本件を公判請求する方針でしたが,弁護士が検察官に対して被疑者にとって有利な事情を多く示した結果,最終的に検察官は通行禁止違反については不起訴処分とし,無免許運転についても公判請求せず,略式罰金処分に留めました。これにより,被疑者は公判廷での裁判を受けなくてすみました。
被疑者がお酒を飲んだ後に自転車を運転し,路上において被害者に接触してしまったことにより,道路交通法違反(酒酔い運転),過失致傷の疑いで警察の捜査を受けた事案。
当事務所の弁護士は,事件後すぐに代理人として付き,警察と交渉していきました。本件では,自転車の運転であったため,酒気帯び運転なら刑事事件化されない状況でした。そのため,弁護士は,警察の担当者に対して,本件は酒酔い運転のレベルにはなく,酒気帯び運転に過ぎないことを当時の状況等を踏まえて主張していきました。警察は,こちらの主張を踏まえて検討した結果,最終的には酒気帯び運転として処理し,刑事事件化しないことを決めてくれました。
また,本件では路上で被害者と被疑者の乗った自転車がぶつかっていたため,過失致傷として刑事事件化される可能性がありましたが,この点についても,弁護士が被害者が怪我を負うような大きな接触・衝突がなかったことを主張した結果,警察がこちらの主張を受け入れ,刑事事件化しない方針を示してくれました。これにより,被疑者は前科だけでなく刑事事件の前歴も付かずにすみました。
被告人が被害者の胸を触るなどのわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪で逮捕・勾留され、起訴された事案。
被告人が逮捕された直後に、当事務所の弁護士が弁護人に付きました。被告人は自分の行いを認めていたものの、事件当時酒に酔っていたため、記憶が不鮮明であり、取調べでうまく話ができていませんでした。弁護士は、被告人に対して、取調べに対するアドバイスを行い、被害者に対する謝罪や反省の気持ちが証拠として残るように指導しました。また、弁護士は、選任後速やかに被害者に対する示談交渉の申し入れを行いました。
弁護士は、起訴後すぐに保釈請求を行い、起訴の翌日に被告人は保釈されました。本件では被害者の処罰感情が強く、示談交渉を行うことはできませんでしたが、裁判では、被告人が真摯に反省していること、家族による監視監督体制が整っていることなどが評価され、被告人は執行猶予判決となり,服役を免れました。
交通前科が複数ある被告人が運転免許を更新せずに無免許の状態で,過失によって被害者の車両に衝突した上,被害者に怪我を負わせたことにより,無免許過失運転致傷罪で警察に検挙され、起訴された事案。
本件では,事件発生直後に、当事務所の弁護士が弁護人に付きました。当初,被告人は警察署における取調べで,うまく話せていませんでしたが,弁護士が取調べに関するアドバイスを行った結果,自分にとって有利な事実などをしっかりと話せるようになりました。これにより,捜査機関が作成した供述調書においても,被疑者の主張がしっかりと記載されていました。
被告人にはこれまでにも交通前科が複数あったことから,本件で起訴されてしまいましたが,弁護士が裁判所に対して,①被害弁償が概ね行われ,被害者に処罰感情がないことや②被告人の家族が監督していること,③被告人が無免許運転を行わない体制づくりができていることなどを伝えていきました。その結果,裁判所は被告人に対して執行猶予判決を言い渡し,被告人は刑務所に行かなくてすみました。
被告人が大麻を営利目的で所持していたとして,大麻取締法違反で警察に逮捕・勾留された事案。本件では,被告人の逮捕前から、当事務所の弁護士が弁護人に付きました。
当初,警察は被告人が大量に大麻を所持していたことから,被告人が営利目的で大麻を所持していたということを前提に捜査していました。弁護士は,被告人がなぜ大麻を大量に持っていたのかをしっかり説明することが重要であると考え,被告人に対して,取調べにおける重要なポイントをアドバイスしていきました。その結果,被告人は警察官や検察官に対して自分の主張をしっかりと説明し,検察官に被告人の大麻所持が営利目的ではないと認識してもらいました。これにより,検察官は被告人を大麻の営利目的所持で起訴することは断念し,大麻の単純目的所持で被告人を起訴することにしました。
起訴後は,弁護士がすぐに保釈請求を行い,被告人を保釈しました。そして,弁護士は保釈期間中に,被告人が仕事を開始したり,薬物依存症治療の専門医療機関に通院したりするのをサポートしていきました。裁判では,被告人の所持していた大麻の量が大量であったものの,被告人が今後二度と大麻を使用しないことを誓約し,父親が被告人の監督を行うことを誓約したことなどから,裁判官は弁護側の主張を聞き入れて,被告人に執行猶予判決を言い渡しました。
被告人が振り込め詐欺の受け子として,詐欺未遂罪で逮捕され,起訴された事案。
本件では,当事務所の弁護士が被告人の逮捕後に弁護人として付きました。被告人は,逮捕・勾留期間中に謝罪文を書き,被害弁償金を準備しました。弁護士(弁護人)は,被害者との示談交渉を試みましたが,被害者はこれ以上加害者とかかわりあいを持ちたくないという理由で,弁護人と交渉することを拒否したので,謝罪等を断念せざるを得なくなり,被告人は起訴されてしまいました。
弁護士は,起訴された際すぐに保釈請求を行い,被告人の保釈が認められました。裁判では,本来実刑判決を免れない事案としながらも,被告人が当初から一貫して罪を認めるなど反省していること,示談は成立しなかったものの,謝罪文を書き弁償金を準備するなど被害者に対して最大限の誠意を尽くしていること,詐欺は未遂に終わり被害者に経済的な損失は生じなかったこと,保釈中に定職に就くなど更生環境が整っていることなどが評価され,執行猶予判決となり,被告人は服役を免れました。
被告人が繰り返し振り込め詐欺の出し子の役割を担ったとして,警察に窃盗罪で逮捕・勾留された事案。
本件では,被告人が出し子として関与した事件が多数にのぼり,再逮捕,追起訴が繰り返され,最終的に起訴された事件は10件,被害金額は1500万円以上となり,実刑判決が濃厚の非常に厳しい事案でした。
弁護人は,被告人及び被告人の家族の意向を受け,被害者10名全員と連絡を取り,うち9名と直接会い,謝罪をした上で被害弁償金を渡し,示談を成立させました。また,残りの1名に関しても,被害者の都合で示談書は取り交わせなかったものの,被害弁償の権利を放棄していただいた上で,被告人に対して処罰を求めないという言葉をいただくことができました。
裁判では,検察官は被告人が罪を認めて真摯に反省をしていることについては評価しながらも,本件では被害者や事件数が多数,被害金額も非常に多額であり,社会に与えた影響等も考えると実刑判決は免れないとして,懲役3年6月の実刑判決を求めました。判決では,裁判官も,事件数や被害金額から本来実刑判決が相当の重大な事案であるとしながらも,被告人が組織の中で従属的立場であったこと,被告人が真摯に反省をしていること,被告人の父親が情状証人として出廷して監視・監督を誓うなど更生環境が整っていること,何より債権放棄をした被害者以外の被害者全員と示談が成立し,被害者が全員被告人を許していることを重視し,今回に限り,特別に懲役3年執行猶予期間5年の執行猶予判決を下すとし,被告人は社会復帰をすることができました。
被告人が経営する風俗店において,18歳未満の児童を働かせていたとして、児童福祉法違反,風営法違反で,警察に逮捕・勾留され、起訴された事案。
被告人が逮捕された直後に、当事務所の弁護士が弁護人として付きました。当初,被告人は,警察官の誘導に乗ってしまい,不利な供述もしていましたが,弁護士が接見においてアドバイスを行い,事実に基づく正確な供述をするように指導していきました。その結果,逮捕された際の犯罪事実よりも軽い犯罪事実で起訴されることになりました。
犯罪事実が軽くなったことを受けて,本件起訴後すぐに,弁護士が保釈請求を行いました。そして,起訴後数日で被告人は保釈されました。本件では,18歳未満の児童を風俗店で働かせたという犯罪事実の内容から,検察官・裁判官共に,被告人に対して厳しい態度で裁判が行われましたが,最終的には、被告人が廃業したことや真摯に反省していること,家族による監督体制が整っていることなどが総合的に評価され、被告人は執行猶予判決となり,服役を免れました。
御家族が逮捕されたら,すぐにお電話ください。
(被害者側の御相談や非通知での御相談には対応しておりません。)
0120-135-165
メールでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。
なお,事務所が東京都渋谷区にあるため,対応地域は,東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県となります。
2024年6月24日
・二宮英人弁護士が漫画「ハジメテノサツジン」で,法律監修を行ないました。
2024年5月29日
・有原大介弁護士が「日刊SPA!」で,不同意性交等罪についてコメント・解説をしました。
2023年10月26日
・二宮英人弁護士がABEMATVの番組で,未成年の性犯罪についてコメント・解説をしました。
メディア掲載実績・講演実績の詳細はこちら