刑事事件に強い弁護士事務所 弁護士法人 渋谷青山刑事法律事務所(東京都渋谷区)

渋谷駅5分,表参道駅から9分の駅から近い事務所
東京都渋谷区渋谷1-4-6 ニュー青山ビル302

営業時間:8:30~20:00(月~金),8:30~18:00(土)
相談電話受付時間:7:30~23:00(日祝を除く)


※被害者側の御相談や非通知での御相談には対応しておりません。

初回相談電話は無料
(7:30~23:00,日祝を除く)

対応地域は,東京都,神奈川県,千葉県,埼玉県になります。

御家族が逮捕された場合や,
警察の捜査を受けた場合には
今すぐお電話を!

0120-135-165

令和4年の主な解決実績

 こちらでは,令和4年に当事務所の弁護士が解決した事件の一部,お客様の声の一部を紹介しております(お客様の声については,個人情報の関係であえて抽象的な表現に変更させていただいているものもあります)。
 渋谷青山刑事法律事務所では,お客様の要望する結果を実現すべく,弁護士が被疑者・被告人のために誠心誠意弁護活動を行います。

令和4年の主な解決実績,お客様の声

捜査段階終結事案
(起訴されなかった事案)

 被疑者が,共犯者らとともに,複数回にわたって税関に申告することなく,海外から日本に金を密輸したために消費税などの支払義務を免れたとして,警察に検挙された関税法違反,消費税法違反,地方税法違反被疑事件。

 本件に関しては,共犯者らが先に逮捕され,その時点で事件が報道されている状況でした。また,被疑者は海外で生活していたため,前科がつくことで海外渡航が制限され,生活に影響が出てしまう可能性がありました。本件では,共犯者らが逮捕された段階で,当事務所の弁護士が弁護人として付き,弁護活動を開始していきました。共犯者が逮捕された当時も,被疑者は海外におり,警察から被疑者への連絡が取りづらい状態になっていたため,弁護士は,まず被疑者の逮捕を阻止するために,すぐに警察に連絡をし,逮捕回避を求めていきました。その結果,警察は被疑者を逮捕せず,在宅事件として処理する方針になりました。
その後も,弁護士は,被疑者に有利な事情や証拠,被疑者に前科がついてしまうと不利益が甚大であることを示す証拠をかき集め,それを意見書にまとめ,検察官に提出しました。本件は,組織的な犯罪であることや被害金額が高額であったことから,被疑者に前科がついてしまう可能性が高い事案でしたが,検察官は被疑者を不起訴処分(起訴猶予)としました。そのため,被疑者には前科が付くことはありませんでした。

関税法違反事件,消費税法違反事件,地方税法違反事件の被疑者の家族の声

唯一親身になってくれた事務所でした。

 今回,主人が海外にいたため話をきちんと聞いてくれる事務所がなかった中,唯一親身になっていただきました。それで依頼することにしました。
事案的には簡易だと検察にいったときに分かりましたが,それまでの安心な言葉があったので,海外からの帰国もためらうことなくできました。

 被疑者が自宅において被害者とされる女性に対して,同意を得ずに性行為を行ったとして,警察に検挙された準強制性交等被疑事件(否認)。

 本件では,警察における事情聴取が行われた後に,当事務所の弁護士が弁護人として付きました。被疑者は,当初から性的な行為をしたことは認めていたものの,①性行為は行っておらず,②被害者とされる女性との間には同意があったことを主張し,犯罪事実を全面的に争っていました。そのため,弁護士は,被疑者に対して,取調べにおいて重要なポイントを説明し,被疑者の主張において有利な部分をしっかりと警察や検察に説明するようにアドバイスしました。また,弁護士が被疑者の主張を客観的に裏付ける証拠を収集し,それを基に,検察官に対して被疑者を不起訴処分にするよう求める意見書を提出しました。
 本件では,被疑者の主張が信用できると判断され,検察官は,被疑者が否認していたものの,被疑者を起訴することなく,嫌疑が不十分であることを理由に不起訴処分としました。

準強制性交等事件の被疑者の声

心のストレスが軽減されました。

 当初は不安でこちらの事務所へ連絡をしましたが,二宮先生の丁寧な説明により,心のストレスが軽減されました。検察庁への連絡等は心理的負担が特に軽減されました。

 被疑者が交通事故を起こし、そのまま現場を立ち去ったとして,警察に検挙された過失運転致傷等被疑事件(否認)。 

 本件では、警察による事情聴取が行われた後に、当事務所の弁護士が弁護人として付きました。被疑者は、当初から一貫して否認していましたが、警察から犯人と決めつけられて,厳しく追及されていました。そこで,弁護士は、被疑者に対して,警察とのやりとりについてのアドバイスを与えると共に,被害者とされる人に対して,きちんと事情を説明し、被疑者の被害者への対応によって,被疑者が事件の犯人と疑われることのないように取り計らいました。また、被疑者は海外に居住していたため、連絡が繋がりにくく,警察が不満を募らせていましたが、弁護士が間に入ったことで、スムーズに連絡が行えるようになり、警察の態度も軟化しました。
 その後、弁護士は、検察官に対して、被疑者の事情や言い分などを伝えて不要な呼び出しを行わないように要請し、不起訴処分を求めていきました。その結果、被疑者の主張は信用できると判断され、検察官は、被疑者を再度海外から呼び出して取調べをすることなく、嫌疑が不十分であることを理由に被疑者を不起訴処分としました。

 被疑者の友人が車の中で大麻を使用していた際に,警察から職務質問を受け,車内から大麻が発見され,被疑者が友人らと共に,大麻を共同所持していたとして検挙され,後に逮捕された大麻取締法違反被疑事件。

 この事件は,当初別の事務所の弁護士が担当していましたが,逮捕されたことを機に被疑者本人と両親の希望で当事務所の弁護士が弁護人につきました。弁護士が被疑者から事情を聴いたところ,被疑者は確かに友人が大麻を車の中に所持していたことを知っており,しかも被疑者の目の前で大麻を使用している状況でしたが,その大麻は友人の物で,被疑者とは無関係の物でした。弁護士は,被疑者に,事件の日の状況をはじめとし,被疑者と友人らとの関係性,発見された大麻に関して被疑者が知っていることなどを記憶に基づいて,全て捜査機関に詳細に話させました。また,共同所持を疑われるような状況をつくったこと,不健全な交友関係を築いていたことなどについて被疑者本人に反省を促すと共に,被疑者の両親等にも今後の監視監督方法を見直すよう指導しました。
 弁護士
は,検察官には,共同所持の要件に関すること以外にも,本人の反省の状況や両親をはじめとした周囲の支援者の今後の監視監督方法等を伝え,嫌疑不十分もしくは起訴猶予の不起訴処分を求めました。検察官は,最終的には,押収された大麻は被疑者とは無関係の物であると結論付け,被疑者を嫌疑不十分の不起訴処分にし,被疑者は釈放されました。

大麻取締法違反事件の被疑者の母親の声

無事不起訴となりました。

 勾留されている息子が心配でなるべく早く接見に行っていただけるようお願いしました。私の書いた手紙や差入れの重たい本などを持ち,電車で片道1時間の道のり,度々会いに行ってくれました。
 また,その度に息子を励まし,アドバイスし,この状況を何とか良い方向に導く為に精一杯ご尽力下さいました。対応も早く,経験のある進め方にとても安心してお任せすることが出来ました。
99%起訴といわれた案件でしたが,無事不起訴となり感謝しかありません。ありがとうございました

 被疑者が,被害者が車に掴まった状態のままで,車を走行させて被害者に怪我を負わせたことにより,警視庁に逮捕された殺人未遂被疑事件。

 本件は,殺人未遂罪という裁判員裁判対象事件になっている重大犯罪であり,起訴されれば,実刑も想定される事件でした。本件では,被疑者が逮捕され勾留が決定した後,当事務所の弁護士が弁護人として付きました。本件では,車の走行状況や当時の被疑者の認識が殺人未遂罪の成否を分ける非常に重要なポイントとなると考えられたため,弁護士はすぐに接見に行き,被疑者から事件の概要と言い分を聞きました。被疑者は,殺意がなかったとして殺人未遂罪の成立を争っていたため,弁護士は,被疑者から事件当時の状況や被疑者の認識を細かく聞いたところ,殺人未遂罪の成立を十分に争うことができる事案だと判断でき,被疑者に不利な供述調書が作成されないように,被疑者に対して取調べのアドバイスを行いました。また,弁護士は,事件後速やかに被害者に連絡を取り,被害者及び被害者の父親と示談交渉を行いました。その結果,勾留期間中に,被害者との示談が成立しました。
弁護士は,被疑者に殺人未遂罪が成立しないことに加え,被害者と示談が成立していること,被疑者の更生・監督環境が整備されていることなどを意見書にまとめ,検察官に提出しました。これにより検察官は,被疑者を釈放した上で,罪名を殺人未遂罪から傷害罪に変更し,被疑者を不起訴処分(起訴猶予)にしました。また,弁護士が,被疑者及び被疑者の父親に対し,勤務先の対応についてもアドバイスを行った結果,被疑者は勤務先を退職せずに済みました。

殺人未遂被疑事件の被疑者の声

何度も接見に来てくれたので,安心感がありました。

留置中にこの先の事について具体的に話してくれたので,とても分かりやすかった。複数回,接見に来てもらえたので安心感があった。警察,検事に対しての答え方についてアドバイスをもらえ,とても心強かった。会社とのやり取り等,中からは分からない事を調べてくれたので安心できた。

 被疑者が泥酔して被害者に暴行を加えたことにより,首などに怪我を負わせてしまい,警察に検挙された傷害被疑事件。

 被疑者は,弁護士を付ける前に,直接被害者に謝罪をして被害弁償をしたいと申し出ていましたが,被害者からは断られていました。当事務所の弁護士が弁護人に付いてから,弁護士は改めて,弁護人を通じて謝罪と弁償をしたいと被害者に申し出ました。そうしたところ,被害者は弁護人と話をすることに了承してくれました。被害者には首に痛みが残るなど怪我の程度が重く,被害感情も厳しかったため,当初は示談交渉が難航しました。しかし,弁護士は,被害者と何度も交渉を重ね,被疑者の経済状況等を具体的に話し,提示額に納得をしていただけるよう説得を続けました。その結果,最終的には被害者との間で示談することができました。
示談が成立し,被害者に許していただいたことにより,被疑者は最終的に不起訴処分(起訴猶予)になりました。

傷害事件の被疑者の声

安心感を持つことができました。

 有原先生にご担当いただき,大変感謝しております。
 自身が起こしてしまった事とはいえ,慣れない(初めての)弁護士先生にご依頼をする中,全体の流れから示談交渉まで,丁寧にご説明,ご対応いただき安心感を持つことができ,大変助かりました。状況について,スピーディーに共有いただき,次回アクションを相談いただく真摯な対応頂いたことに感謝しかございません。
 今後,同様の事案でお願いすることはございませんが,違う形で弁護士先生の助けが必要になる際,知人が困っている際には有原先生にお願いしたいと思う次第です。
 この度は大変お世話になりました。あらためて深く感謝申し上げます。

 被疑者が泥酔して被害者に暴行を加えたことにより,警察の捜査を受けた暴行(傷害)事件。

 事件から数日後,当事務所の弁護士が弁護人として付きました。本件は,被疑者が泥酔していたこともあり,警察が被疑者の勤務先に連絡を取っていたため,事件については勤務先も把握している状況でした。このような状況であったため,弁護士には被害者との早期の示談が求められました。
 弁護士は,警察に確認した上で,すぐに被害者と連絡を取り,示談交渉をスタートさせていきました。被害者からは,被疑者の暴行で傷害を負った旨の申告があり,被害届が警察に提出されれば,傷害事件として刑事事件化される可能性が高い状況でしたが,弁護士が被害者を説得して,最終的に警察に被害届を提出しない形で示談を成立させることに成功しました。
 これにより,本件については刑事事件化を免れ,被疑者に前科が付くことはありませんでした。また,その結果,被疑者は職場を辞めずにすみました。

暴行(傷害)事件の被疑者の声

親身に相談に乗ってくれました。

 初めての弁護士事件ということで,不安な部分も多かったが,親身に相談に乗ってくださり,大変助かりました。

 被疑者が居酒屋で被害者の胸を揉んだとして,警察に逮捕され,勾留された強制わいせつ被疑事件。

 被疑者が警察に逮捕された後,当事務所の弁護士が弁護人に付きました。被疑者は事件当時酒に酔っていたため,記憶が不鮮明であり,警察での取調べでうまく話ができていませんでした。弁護士は,被疑者に対して,取調べに対するアドバイスを行い,被疑事実を争っている印象を検察官に持たれないようにしました。また,弁護士は,選任後速やかに被害者に連絡を取り,被害者と複数回示談交渉を行いました。その結果,勾留期間中に,被害者との示談が成立しました。
弁護士は被害者と示談ができたことなどを意見書としてまとめて,検察官に提出したところ,検察官は被疑者を勾留満期前に釈放し,最終的に被疑者は不起訴処分(起訴猶予)になりました。

 被疑者が路上で被害者にキスをしたとして,警察に逮捕され,勾留された強制わいせつ被疑事件。

 被疑者が警察に逮捕された直後に,当事務所の弁護士が警察署まで会いに行き,接見後に弁護人として付きました。弁護士は,被疑者に対して,取調べに対するアドバイスを行うと共に,すぐに被害者との示談交渉に取り掛かりました。弁護士は,弁護人選任後速やかに被害者に連絡を取り,被害者と示談交渉を行いました。その結果,被疑者は勾留されたものの,数日後には被害者との示談が成立しました。
弁護士は,すぐさま示談書を検察官に提出し,これにより検察官は被疑者をその日に釈放しました(処分保留釈放)。そして,その後検察官は被害者との示談が成立したことを評価して,被疑者を不起訴処分(起訴猶予)にしました。

 被疑者が飲食店に設置されていたプレイルームで性行為をしたとして,警察に検挙された公然わいせつ被疑事件。 

 本件は大々的に報道され,飲食店経営者が逮捕されていたことから,検察庁で早期に処分が下されるおそれがあり,重い処分も予想される状況でした。しかも,被疑者は取調べの対応が分からず,一部否認と見られかねない供述をし,捜査機関に被疑者の反省の気持ちがしっかり伝わっていない状況でした。弁護士は,被疑者に対して取調べのアドバイスを行い,さらに,被疑者の反省の気持ちを示すため,贖罪寄付を行いました。また,被疑者は精神的なストレスなどもあり本件行為を行っていたため,弁護士がクリニックに通院することをアドバイスし,被疑者はアドバイスに従って,クリニックに通院しました。
このような被疑者の活動を,弁護士が意見書にまとめ,検察官に提出したところ,検察官は被疑者の再犯可能性がないことや十分に反省していることなどを評価し,被疑者を不起訴処分(起訴猶予)にしました。

公然わいせつ事件の被疑者の声

右も左も分からない私に,親身に対応してくれました。

 今回起こしてしまった事件について,右も左も分からぬ状況の私に,親身になり対応して頂き,本当にありがとうございました。具体的に,私がどのような行動をすれば良いのか教えて下さり,心強かったです。私の心情,立場を鑑み,上申書を作成頂いた時は涙が出る程嬉しかったです。結果,不起訴を勝ち取る事ができました。
この度は,本当にありがとうございました。

 被疑者が複数の未成年の子に路上で陰部を見せつけたとして検挙された公然わいせつ被疑事件2件。

 弁護士は,弁護人として選任されてすぐにそれぞれの被害者の親権者との示談交渉に取り掛かりました。弁護士は,それぞれの被害者の親権者に,被疑者の謝罪の言葉を伝えた上で,二度とこのようなことをしないために,専門的な病院に通っていることを伝えました。また,被疑者の自宅と犯行現場が近かったことから,遠く離れた場所に引っ越しをしたことも伝えました。それぞれの被害者の親権者からは,被疑者の行動から誠意は伝わったと言っていただき,今後被害者に接触しないことや犯行現場付近に近づかないことを条件に,示談を受け入れていただきました。
検察官は,2件とも被害者との示談が成立していること,専門病院で治療を行っていることなどを評価し,不起訴処分(起訴猶予)としたため,被疑者には前科がつかずに本件は終了しました。

 被疑者が電車内で未成年の子に痴漢行為を行ったとして,警察に逮捕された公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反(痴漢)被疑事件。

弁護士は,弁護人に選任された直後に,勾留を回避するため,警察署で被疑者と面会を行いました。弁護士は,被疑者に対して,通勤の際に被害者と接触しない別の経路を用いること,家族の監督に従うことを誓約させました。そして,それらを勾留請求の回避を求める意見書としてまとめ,検察官に提出したところ,検察官は勾留請求を行わず,逮捕の翌日に被疑者は釈放されました。
 また,
弁護士は,被害者の親権者との示談交渉にもすぐに取り掛かりました。親権者は遠方に住んでおり,交渉は難航しましたが,被疑者が弁護人を通じて謝罪を行い,万が一にも被疑者と被害者が接触することがないように,被疑者が今後立ち寄らない場所を決めるなど,誠意を見せて粘り強く交渉を行い,被害者との示談が成立しました。
弁護士は,示談成立後,被疑者が深く反省していることや,被害者と二度と会うことのないように様々な措置を講じていることなどを意見書にまとめ,検察官に提出した結果,検察官は被疑者を不起訴処分(起訴猶予)としました。

痴漢事件の被疑者の声

早いタイミングでサポートいただけたことがありがたかったです。

 初日,取調べのあとに移送され,押しつぶされそうな気持で思考力,判断力も失いかける中,面会の時間を取っていただき,頭の整理,状況の把握を「早い」タイミングでサポートいただけたことが,何より有り難く感じました。
 また,妻からの伝言をしっかりと伝えていただけたことも,初日,翌日の取調べに適切に対応できた,大きな要因でした。また示談にあたり,難しい相談にも応じていただけた点にも非常に感謝しております。警察での取調べに対しての,いかに誤解や誤認を招かずに応じられるかといったアドバイスも大変助かりました。今後,トラブルにならないようお約束をしっかりと守る所存ですが,もしまた別にご相談すべきことが起こってしまった場合,また頼らせていただければと思います。
 大変,お世話になりました。

 被疑者が駅のホームで被害者のお尻を触るという痴漢行為を行った公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反被疑事件。

 本件では,警察が犯人を特定する前の段階で,被疑者が当事務所の弁護士に相談してきました。弁護士は,被疑者が自首することで逮捕を回避し,最終的な処分を軽くすることができると考え,被疑者の自首に同行することにしました。また,この際に,弁護士は逮捕回避を求める上申書を警察に提出し,警察官に対して被疑者が真摯に反省しており,逃亡のおそれもないことを説明していきました。その結果,警察は被疑者を逮捕することなく,在宅事件として捜査することを決定しました。
 その後,弁護士が警察に処分を軽くするように働きかけていき,最終的に
警察は本件を検察庁に送致しない検察不送致という処分にしました。

 被疑者が駅構内で未成年の子に痴漢行為を行ったとして警察に検挙された公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反被疑事件。

 弁護士は,弁護人として選任されてすぐに,警察に連絡を取り,被疑者が被害者に対して謝罪と共に被害弁償の意思を有していることを伝えていきました。また,それと共に,弁護士が被疑者に取調べに関するアドバイスを行い,その上で,被疑者が二度と痴漢を含めた犯罪行為を行わない旨を警察署で誓約しました。
 本件では,被害者側と示談交渉することはできませんでしたが,被害者側が被疑者の反省の気持ちを評価してくれたため,警察は本件を検察庁に送致しませんでした。

 被疑者が電車内においてスマートフォンで女子高生を盗撮して警察に検挙された公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反(盗撮)事件。

本件で,被疑者は盗撮行為を行っているのを目撃者に見つかり,そのまま警察に検挙されました。被疑者は検挙後に当事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人として付きました。本件では,被害者が未成年であったため,被害者の保護者と示談交渉を行っていきました。被害者の保護者は,被疑者に対する処罰感情を持っていましたが,弁護士が粘り強く交渉を行い,無事に示談書を取り交わすことができました。
弁護士は,示談成立後,被疑者が深く反省していることや再犯防止のために専門機関で治療を受けるなどの措置を講じていることを意見書にまとめ,検察官に提出しました。その結果,検察官は被疑者を不起訴処分(起訴猶予)としました。

盗撮事件の被疑者の母親の声

示談交渉も迅速に対応してくれました。

 この度は大変お世話になりました。
二宮様のご尽力により不起訴処分になりましたこと,心より感謝申し上げます。事件後,混乱と不安の中,連絡後すぐに二宮様に弁護をお引き受けいただけましたことはどれほど心強かったかしれません。
 事情聴取前には細かくご指示いただけましたし,示談交渉も迅速にご対応下さり,その都度それからに向けて希望を持つことが出来ました。息子が犯してしまった罪は決して消えることはありませんが,新たな道のスタートラインに立つことが許されましたのはひとえに二宮様のおかげです。今後は多くの方を傷つけてしまったことを忘れることなく,しっかりと更生していけるよう親として見守りたいと思っております。
 本当にありがとうございました。

被疑者が職場において一緒に働く女性数名をスマートフォンで盗撮して,警察に検挙された神奈川県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件。

本件で,被疑者は職場において盗撮行為を行っているのを被害者に見つかり,警察に検挙されました。被疑者は警察の検挙後に当事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人として付きました。本件では,被害者が複数いたため,すべての被害者と示談しなければ,不起訴処分は見込めない事案でした。弁護士は,それぞれの被害者に連絡を取り,粘り強く示談交渉を行っていきました。その結果,最終的にすべての被害者と示談することができました。
 事件が警察から検察に送られてからは,
弁護士は,担当検察官と何度も話をしていきました。当初,検察官は被害者が複数いることなどから被疑者を不起訴処分にすることに難色を示していましたが,弁護士が被疑者が深く反省していることや再犯防止のために様々な措置を講じていることなどを意見書にまとめ,その意見書を検察官に提出したところ,検察官は弁護士の意見を聞き入れ,被疑者を不起訴処分(起訴猶予)としました。

 被疑者が百貨店内で女性のスカートの中をスマートフォンで撮影して警視庁に検挙された東京都公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反(盗撮)事件。

本件で,被疑者は盗撮行為を行っているのを被害者に見つかり,警察に検挙されました。被疑者は検挙後に当事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人として付きました。本件では,被害者の被害感情が非常に強く,すぐに示談書を取り交わすことはできませんでした。しかし,弁護士が被害者代理人弁護士と複数回にわたり粘り強く交渉を行い,最終的に示談が成立しました。
弁護士は,示談成立後,被疑者が深く反省していることや再犯防止のために様々な措置を講じていることなどを意見書にまとめ,検察官に提出した結果,検察官は被疑者を不起訴処分(起訴猶予)としました。

盗撮事件の被疑者の声

先生が尽力してくれました。

 被害者方の被害感情が強く厳しい事件でしたが,先生がご尽力して下さり不起訴になりました。自身との向き合い方や再犯防止の為の方策,また不起訴に向けての取り組み方や取調べの対応等も親切丁寧に説明してくださり,常に真剣に考えてくださり,いつも信頼感がありました。
 私は先生に弁護していただけたことを深く感謝しています。ありがとうございました。

 被疑者がSNSで知り合った18歳未満の被害児童と性行為に及んだことにより,警察に検挙された青少年健全育成条例違反事件。

被疑者は,警察からの検挙後に当事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人として付きました。本件では,被害児童側との示談が重要な事案でしたが,被害児童側との示談交渉は難航しました。ただ,弁護士が被害児童側と何度も面会するなど粘り強く交渉した結果,最終的には示談書を取り交わすことができました。
 その後,
弁護士は,検察官に対して,被害者との示談が成立していること,被疑者が本件を真摯に反省しており,再犯の可能性がないことなどを伝えた結果,検察官は被疑者を不起訴処分(起訴猶予)としました。

 被疑者が自宅において18歳未満の被害児童の体を触ったことにより,警察に検挙された青少年健全育成条例違反事件。

被疑者は,警察から捜査を受ける前に,当事務所において法律相談を受け,当事務所の弁護士が代理人・弁護人という形で付きました。弁護士が代理人についた後に,本件は刑事事件化されましたが,すぐに弁護士が警察に弁護人選任届を提出し,逮捕の回避を求めたため,被疑者は逮捕されずにすみました。本件では,被害児童側との示談が重要な事案でしたが,被害児童側との示談交渉は難航しました。ただ,弁護士が被害児童側の代理人弁護士と何度も粘り強く交渉した結果,最終的には,示談書を取り交わすことができました。
 その後,弁護士は,検察官に対して,被害者との示談が成立していること,被害児童の処罰意思がないこと,被疑者が本件を真摯に反省しており,再犯の可能性がないことなどを伝えた結果,検察官は被疑者を不起訴処分(起訴猶予)としました。

青少年健全育成条例違反事件の被疑者の声

すぐに丁寧に説明してくれました。

不明な点,不安な点をすぐに丁寧な説明で対応して頂いた。
こちらが冷静に判断ができない状態のときも,冷静に客観的な視点を与えてくださった。

 被疑者がいわゆるオレオレ詐欺の受け子をしたとして、詐欺罪及び詐欺未遂罪で逮捕・勾留された事案。 

 本件は、被疑者が受け子の役割を担い、同じ日に同じ被害者に対して2回ものオレオレ詐欺を働いたもので、短時間の内に複数の詐欺を繰り返している悪質性から、実刑判決も想定される厳しい事案でした。弁護士は、被疑者が勾留されてから弁護人に付きました。被疑者は当初、詐欺に関わっている認識がなかったと故意を否認していたため、警察や検察に対して反省の姿勢が正しく伝わっていませんでした。しかし、弁護士が詳しく話を聞いたところ、被疑者は違法行為に関わっている自覚はあったことから、取調べに対するアドバイスを行い、犯罪に関わってしまったことの反省がきちんと伝わるようにしました。また、弁護士は、時期を見計らって,被害者に連絡を取り、速やかに示談交渉を行いました。その結果、勾留期間中に、被害者との示談が成立しました。
弁護士は、検察官に対して、被疑者が深く反省していることや、被害者が示談を受け入れ、被疑者を許していることなどを伝えた結果、検察官は被疑者を不起訴処分(起訴猶予)としました。

詐欺(特殊詐欺)事件の被疑者の妻の声

一番良い形で,家族の元へ帰していただきました。

 ある日突然主人が帰って来なくなり,翌日の夜に逮捕されたことを知りました。インターネットで色々と調べ,家族で相談してこちらで弁護を依頼させていただくことになりました。
 担当いただきました弁護士さんは毎回きちんと電話連絡を下さり,またこちら側の不明点や相談事項にも明確に回答をいただきましたので,ご教示いただいた通り対応することが出来たかと思います。他にも追及されるかもしれないと聞き,心配(心労),喪失感でいっぱいの中,うまく示談に結びつけて不起訴処分という結果で終えていただきました。早く,一番良い形で家族の元へ帰していただきましたこと,心より感謝しております。
 この度は誠にありがとうございました。

 被疑者が被害者宅から高額な日用品を盗んだ窃盗事件。

被疑者は,警察からの検挙後に当事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人として付きました。本件では,被害品の金額が高額だったこともあり,被害者と示談することができなければ,公判請求(裁判になる)される可能性がありましたが,弁護士は,被害者代理人の弁護士と粘り強く交渉して,最終的には示談書を取り交わすことができました。
 その後,
弁護士は,検察官に対して,被害者との示談が成立していること,被疑者が本件を真摯に反省しており,再犯の可能性がないことなどを伝えた結果,検察官は被疑者を不起訴処分(起訴猶予)としました。

窃盗事件の被疑者の声

おかげさまで,不起訴処分になりました。

 二宮先生が,ささいな事でもすぐに御返答下さり,細かいアドバイスを下さり,お陰様で不起訴となりました。
お忙しい中,御対応頂き本当に有難うございました。

起訴事案
(裁判となった事案)

 被告人が他人の住居に侵入して金銭等を盗む侵入盗を行い,また自宅で覚醒剤を所持しかつ使用したとして,窃盗及び覚醒剤取締法違反で逮捕・勾留された事案。

 本件は当初別の私選弁護人が担当していましたが,被告人本人と家族の希望により途中から当事務所の弁護士が担当することになりました。本件は,被告人が侵入盗を繰り返していた上に,覚醒剤取締法違反も加わった事案であったため,実刑判決が想定される非常に厳しい事案でした。
捜査段階において,弁護人は,まず事案を整理し,捜査状況を確認した上で,被告人に対して,取調べのアドバイスを詳細に行いました。その結果,被告人に嫌疑がかけられていた侵入盗の事件数は多数に及んだものの,多くの事件で起訴を免れ,最終的に起訴された事件はわずか3にとどまりました。また,起訴されたうちの1件は,被害者の主張する被害額と被疑者が主張する被害額との間に大きな隔たりがありましたが,被疑者に丁寧に当時の記憶を供述させることで,被疑者の主張する被害額が採用されました。
 検察官の
起訴後,弁護人は各被害者との示談交渉に取り組み,被害金額が大きかった2件については示談が成立し,嘆願書も作成していただきました。被害金額が小さかった1件に関しては,被害者の意向でお会いすることができませんでしたが,謝罪文や被害弁償金を準備するなどして最大限の誠意を尽くしました。
裁判では,侵入盗に関しては,被告人が長期間にわたり常習的に行っており,手口等も非常に悪質であって,強く非難される重大事案であるとされ,覚醒剤に関しても使用期間は長く,依存性は軽視できないとされながらも,被告人が被害者に対して誠実に謝罪や被害弁償を行い,被害金額の大きい2件については示談が成立し,被害者が被告人を宥恕していること,被告人の家族が薬物の専門病院を準備するなど更生環境を整えていること,被告人も専門病院に通うことを誓約するなど更生意欲が高いこと,被告人に前科前歴がないことなどが評価され,検察官は実刑を求めていましたが,裁判所は被告人に対して執行猶予判決を言い渡しました。

窃盗,覚醒剤取締法違反事件の被告人の声

奇跡的に執行猶予の判決をもらうことができました。

 今回,本当に困難な状況の事件で,実刑を覚悟していましたが,有原先生の天才的な判断と的確なアドバイス,示談交渉などを含め本当に熱心,親切,細やかな弁護活動をしていただいたおかげで,奇跡的に執行猶予の判決をもらう事が出来ました。
 今だにこの現実が信じられず夢の中にいる様な気持ちと共になんというすばらしい先生にめぐり会えたのかという感謝と有難い気持ちで一杯です。
 接見では自分の不安な気持ちや今後の方針を含め,どんな質問にも真摯にわかりやすく答えて頂き,心のケアまでして頂きました。今こうして社会復帰出来た事は周りの支えと,ひとえにすばらしい先生に出会えた事なしには再現しなかったと思い感謝しています。
 判決後,この後の生活のアドバイスまでしていただき,こんなにトータルケアをしていただける先生と出会えて幸せです。本当に有難うございました。

窃盗,覚醒剤取締法違反事件の被告人の母親の声

私たち家族にまで心配りをされていました。

 突然の息子の逮捕で目の前が真っ暗でパニックになり途方に暮れていた所,有原先生にお会いできたのは奇跡だと思いました。先生はお話の後すぐに警察にかけつけてくださり親身になって息子や家族の私達の事まで心配りをしていただき感謝の言葉では表せないくらいです。
 色々な弁護士さんの話を聞いてきましたが,有原先生の有能で熱意いっぱいの先生は私達の宝です。大変重い求刑で実刑は覚悟していましたが,先生の地道な行動のおかげで一つ一つ進んでいき,積み重ねの結果,裁判では執行猶予をいただき信じられない位驚きました。また本人も深く反省しこれから前向きに生きていく事へのはげましの言葉もかけていただき,本当に素晴らしい先生にめぐりあえた事に何度も思います。奇跡です。

 被告人が麻薬であるLSDを密輸したとして警察の家宅捜索を受け,その際に大麻の所持も発覚してしまった麻薬及び向精神薬取締法違反(輸入)及び大麻取締法違反(所持)で逮捕された事件。 

 当事務所の弁護士は,LSDの密輸による逮捕後に被告人の母親から弁護人としての選任を受け,選任後すぐに接見に行き,取調べに対するアドバイスを行いました。本件では,麻薬の輸入に関して,捜査機関から営利目的での輸入を疑われていました。しかし,弁護士が被告人から詳しく事情を聴いたところ,輸入したLSDの量は多くなく,全部自分で使うつもりだったとのことであったため,弁護士は,被告人に対して,LSDを含む違法薬物を使用し始めたきっかけや動機,使用頻度や使用量,入手経路などを捜査機関にしっかり話させ,自己使用であることを説明させました。その上で,弁護士は被告人に営利目的はなく,自己使用目的でLSDを密輸したにすぎないと捜査機関に主張していきました。その結果,弁護側の主張は認められ,被告人は,単なる密輸の罪で起訴され,営利目的での密輸の起訴は免れました。
また,麻薬取締法違反での逮捕と同時に発覚した大麻所持に関しても,捜査に協力して正直に話をさせたことにより,大麻所持による再逮捕を回避しLSDの密輸による起訴後すぐに被告人を保釈させました。
裁判では,被告人が薬物治療に優れる病院に通っており,今後も治療を受けることを誓約していること,違法薬物の使用歴や入手経緯を正直に全て話すなど真摯に反省していること,被告人の母親が同居して監視監督を行うことを誓約するなど更生環境が整っていることなどが評価され,最終的に執行猶予の付いた判決となりました。

麻薬取締法・大麻取締法違反事件の被告人の母親の声

とても安心することができました。

 証人尋問などについて,はっきりとした方向性を提示していただいたことにより,頭を整理することができ,とても助かりました。
 子ども
の勾留中,時々様子を聞くことができ,差し入れ等にも細やかに対応してくださり,とても安心することができました。安心してお任せすることができました。どうもありがとうございました。

 前歴が2件ある被告人が覚醒剤を使用したとして,覚醒剤取締法違反で逮捕・勾留され,起訴された事案。

 本件で逮捕後,被告人の尿から覚醒剤の他にMDMAやコカインが検出されたので,警察は麻薬取締法違反での再逮捕も念頭に,取調べを行っていました。弁護士が被告人に詳しく事情を聞いたところ,被告人は覚醒剤以外の薬物を自ら使用した覚えが全くない上に,第三者から違法薬物を混入された可能性が高い状況にありました。これを受けて,弁護士は被告人を指導し,その時の具体的な状況を捜査機関に対して詳細に供述させていきました。その結果,第三者にMDMA等を混入されたという被告人側の主張が検察官に認められて,被告人は,覚醒剤取締法違反のみで起訴され,麻薬取締法違反での再逮捕及び起訴は免れました。
 本件
起訴後,弁護士は保釈請求をし,保釈が認められました。保釈後,弁護士は,被告人を実家に帰らせ,両親に厳重な監視をさせると共に,薬物の専門病院へ通うようにも指導しました。裁判では,被告人が薬物治療専門の病院に通い,今後も治療を受けることを誓約していること,被告人が交友関係を断ち切るなどして薬物を入手できない環境を整えていること,被告人の両親が前歴の件で監視監督が甘かったことを反省した上で,厳重な監視方法を考え,それを徹底的に実行していることなどが評価され,最終的には執行猶予判決となりました。

 被告人がいわゆるオレオレ詐欺に加担したとして,詐欺罪で逮捕・勾留され,起訴された事案。

 本件は,当初別の私選弁護人が担当していましたが,被疑者本人と家族の希望により,途中から当事務所の弁護士が担当することになりました。本件は,被疑者が繰り返し,オレオレ詐欺の受け子と出し子の役割を担ったものであり,実刑判決が想定される非常に厳しい事案でした。
捜査段階において,弁護人は,まず被疑者から事実を詳細に聴き取り,事案を整理しました。その結果,被疑者は当初は自分のしていることが詐欺だとは気付かずに犯行を行っており,途中から詐欺だと気付いたという状況でした。弁護人は,被疑者に対して,詐欺だと気付く前の状況や気付いた時の状況等を詳細に捜査機関に説明するように指導しました。その結果,当初は,捜査機関は5件全件について起訴をする予定でしたが(公判廷でも検察官が追起訴予定と発言),最終的には被疑者の主張を全面的に取り入れ,詐欺だと気付く前に行った2件については,嫌疑不十分の不起訴処分とし,起訴されたものは詐欺未遂が1件,詐欺既遂が2件の合計3件にとどまりました。起訴後,弁護人は示談交渉に取り組み,既遂の事件の被害者2名と直接お会いし,示談が成立し,執行猶予判決を求める嘆願書も作成していただきました。
裁判では,検察官は被告人を強く糾弾し,被告人が詐欺組織の中で不可欠の重要な役割を果たし,被害者も複数,被害金額も多額であるとして,懲役3年6月の実刑判決を求めました。判決では,裁判官も,本来実刑判決が相当の重大な事案であるとしながらも,被告人が組織の中で従属的立場であったこと,被告人が真摯に反省していること,被告人の母親が情状証人として出廷し監視監督を誓い,被告人の叔父が被告人を雇うことを誓約するなど更生環境が整っていること,被告人が既遂の被害者2名に対して全額の被害弁償を行い,示談が成立し,被害者が嘆願書で執行猶予判決を求めていることから,今回に限り特別に,懲役3年執行猶予期間5年の執行猶予判決を下すとし,被告人は社会復帰をすることができました。

詐欺事件の被告人の声

精神的な面でも支えてもらいました。

 留置されている間の弁護士さんとの接見時,精神的な面でも支えてもらい,示談や被告人質問の準備など,早急に対応してもらえたことが良かったです。その他にも勾留されていると,その中でできること,できないことや娯楽も希望通りに対応してもらえたことも,良かったと思います。
色々な面で沢山のサポートをしていただき,わからないことがあれば丁寧に教えていただき,少しでも不安や心配を減らせるように,弁護士さんが動いてくれて,最後までしっかりやりきることができました。本当に有難うございました。

詐欺事件の被告人の母親の声

スタッフの皆様にも感謝しています。

 最初に依頼した弁護士さんとちがい,一つ一つの内容について具体的な進行状況を伝えてもらえました。結論から話してもらえわかりやすく伝えてもらえました。ダメなこと可能性が低いこと言い辛いこともしっかりと言ってもらえたので心の準備もできました。
示談にしてもらえたことは弁護士さんのおかげだと思っています。ありがとうございました。
人情味あふれたスタッフの皆様にも感謝しています。

 被告人が共犯者と共謀し,露天風呂に入浴していた女性2名を盗撮したとして,迷惑行為防止条例違反で逮捕・勾留され,起訴された事案。

 本件では,共犯者が先に逮捕されていたことから,被告人の逮捕前に,当事務所の弁護士が弁護人に付いて弁護活動を行っていきました。弁護士は,警察に対して,被告人が捜査に協力的であることから,被告人を逮捕しないように求めていきましたが,警察は結果的に被告人を逮捕・勾留しました。ただ,弁護士が警察・検察に対して,被告人には証拠隠滅のおそれがないことをアピールしていたため,共犯事件であったものの,被告人の起訴後すぐに,被告人は保釈されました。
 被告人には盗撮の余罪もありましたが,弁護士が検察官と協議したことにより,余罪の刑事事件化は阻止されました。そのため,逮捕・勾留された盗撮事件だけが裁判の審理対象となりました。弁護士は,起訴後2名の被害者と示談交渉を行い,無事に2名共に宥恕文言の付いた示談書を取り交わすことができました。
 裁判では,検察官が本件盗撮の悪質性等を強調していましたが,被告人が盗撮データを流出させていなかったことや被害者が示談書において被告人を許す旨しっかりと明言していたことなどもあり,裁判所は弁護側の主張を受け入れて,被告人に対して執行猶予付きの判決を下しました。

 被告人が大麻を所持したとして,大麻取締法違反で逮捕・勾留され,起訴された事案。

 本件で,被告人は逮捕・勾留されてしまいましたが,弁護士が検察官と交渉した結果,勾留が延長されずに,被告人は起訴されました。そして,弁護士が裁判所に対してすぐに保釈請求を行い,被告人の保釈が認められたため,被告人の拘束期間は10日程度ですみました。
 この事件では,捜査段階の時点から,弁護士が検察官に対して早期に判決が出る即決裁判を求めていました。そのため,本件の裁判は即決裁判手続によって処理され,逮捕から1か月も断たずに執行猶予付きの判決が言い渡されました。

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ごあいさつ

二宮英人-代表弁護士

代表弁護士:二宮 英人

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メディア掲載実績・
講演実績

2023年10月26日

二宮英人弁護士がABEMATVの番組で,未成年の性犯罪についてコメント・解説をしました。

2023年2月17日

二宮英人弁護士が「サイゾー」の特集で,道路交通法違反等についてコメント・解説をしました。

2023年1月18日

・有原大介弁護士がTBSの番組で少年事件についてコメント・解説しました。